「ひと口だけでも今すぐに水分を!」という時には冷たい緑茶が良いわけ!



水分補給におけるお茶やコーヒー

 

 

なかなか緑茶の話題になっていませんが、順を追っていきましょう。緑茶は水分補給の飲み物として適しているかですが、緑茶にも糖分はほとんど含まれておらず、飲み過ぎによる肥満などはありません。むしろ、健康やダイエットのためとして人気が高まっている製品も増えてきています。

 

夏場には冷たい緑茶、冬場は温かい緑茶というように、季節や気分に合わせて味わえるのも魅力です。ただし、水分補給のための飲み物とした場合には、ちょっと気を付けなければならない点があります。

 

それは緑茶などお茶全般に含まれているカフェインです。カフェインには利尿作用があるので、補給したはずの水分が体外へ排出されてしまうのです。緑茶はあくまでも健康のため、気分転換のための嗜好品と考えてもらった方がいいのです。

 

ちなみに麦茶、そば茶などにはカフェインが含まれていないので、水分補給のための飲み物としても大丈夫です。コーヒーや紅茶もやはりカフェインが多く含まれています。カフェインには覚せい作用や胃酸分泌促進作用もあるとされており、夜飲むと眠れなくなる、空腹時に飲むと胃痛が起こるなどの心配もあります。

 

ペットボトル入りの紅茶系飲料の場合は糖分が多く含まれているので、この点も要注意です。

 

さて、では「ひと口だけでも今すぐに水分を!」という時に、なぜ冷たい緑茶が良いということなのでしょうか?それは熱中症対策の事ではないのです。それを次項でお話ししていきましょう。