「ひと口だけでも今すぐに水分を!」という時には冷たい緑茶が良いわけ!



緑茶の効果

 

 

緑茶の効果はズバリ「免疫力の復活」です。2015年7月のテレビ番組「ためしてガッテン」で、「氷水出し緑茶で免疫力を復活させる方法!」と言う内容を放送していました。そのポイントになっているのは、新健康成分の「エピガロカテキン」です。

 

緑茶のうまみ成分が従来の緑茶より50%アップし、更に多くの健康成分が出るという「淹れ方」が「氷水出し」です。通常の緑茶はお湯を注ぎますが、ここでは「氷水」で出す緑茶です。単なる水ではありません。もっと冷たい氷でお茶を出します。

 

普通にお湯でお茶出しすると、うまみ成分である「テアニン」、苦味や渋味成分の「カテキン」が出ます。氷水で出すとどうなるのか、と言えば、うまみが50%アップということで当然「テアニン」は出ます。しかし「カテキン」はほとんど出ないのです。実はカテキンが出ないことで「テアニン」のうまみをより強く感じるのです。

 

しかし、抗酸化作用のある「カテキン」が出ないと健康効果も落ちるのではと思われますが、そうではなく、代わりに出る「エピガロカテキン」が威力を発揮するのです。

 

氷水で出した緑茶に発生する「エピガロカテキン」も実はカテキンの一種で、人間の細胞内にあるマクロファージ(白血球の免疫細胞)を活発化させる効果があります。それで、風邪や感染症などの病気にかかりにくく、身体も元気になるのです。

 

また、緑茶に入っているお馴染みの成分「カフェイン」はほとんど出ないそうです。子どもや妊婦さんがたくさん飲んでも問題ありません。

 

夏場に冷たい緑茶が良いというのは、夏バテ対策の効果が期待されるということです。2016年5月放送のBSフジ「華大の知りたい!サタデー」でも、「水出し緑茶で免疫力アップ」という特集をしていました。